家族全員でいじめと戦うということ 最終話

家族の選択

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りぃちゃんと仲直りすることができたハルコちゃん。

そして引越し当日、駅のホームにはハルコちゃんを見送るりぃちゃんの姿がありました。

「また必ず会おう」そう約束をかわし、笑顔でさようならをした2人でしたが…

 

本日、最終回です。

本編

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ハルコちゃんとりぃちゃん

りぃちゃんと仲直りしたことで、明るい性格を徐々に取り戻したハルコちゃんは

転校した先ではたくさんの友達に恵まれ、楽しい学校生活を過ごすことができました。

 

その後、県内の大学に進学。

偶然か否か、りぃちゃんも実家を離れハルコちゃんと同じ大学へと進学。

現在も親友として、毎日を楽しく過ごしています。

 

高校生になった弟のフユタ君とはいまだに仲の良い姉弟。

父のアキオさんは転職先での仕事も安定し、母のナツミさんも同じ職場で勤務することとなり

家族みんな、現在とても幸せに暮らしています。

 

娘に笑って欲しかった

小学校1年生の頃から4年間にも及ぶいじめに遭ったハルコちゃん。

誰にも相談できず、家族に嘘をつき続けた4年間。

ある日、いじめの事実が発覚したと同時に笑顔を失ってしまいました。

 

そんなハルコちゃんを見て、家族が願ったことはただひとつ。

 

それは、いじめ加害者に仕返し謝罪をさせることでも

それを見過ごした学校や保護者と戦うことでもなく

 

ただただ、「ハルコちゃんに心から笑ってほしい。」それだけでした。

 

「加害児童だけを咎めることはしない」と決めたナツミさんとアキオさんの行動が

正しかったかどうかはわかりません。

もっと相手を追求する戦い方もあったのかもしれません。

けれど…

 

「親が納得することをゴールにしてはいけない」

アキオさんのこの言葉と、保護者や学校への冷静な訴えは

多くの人の心に届き、結果的に「いじめに同調しない子」が増えたことで

ハルコちゃんの元クラスメイトたちの間で「いじめ」は起こらなくなりました。

 

誰も傷つけることはしなかった両親の背中を見て育ったハルコちゃんは、

いじめ加害者を恨むことなく、もちろん、両親を恨むこともなく

大切な家族と親友に囲まれ、笑顔の絶えない日々を送っています。

 

万人に「正しい」と言ってもらえる方法ではなくとも、

ハルコちゃんにとっての正解は、ご両親がとった行動で間違いはなかったのだろうと私は思います。

 

大人の世界にも「いじめ」は存在する。

「いじめ」というものは、こどもの世界の話ではありません。

もしかしたら、誰もが「いじめ」に繋がる感情を持っているのかもしれません。

 

友達が、我が子が、自分自身が、

「いじめ」の被害に遭うかもしれない。

「いじめ」の加害者になるかもしれない。

誰しも、その立場になり得ます。

 

今回のお話では、敢えて「一方からの偏った印象」を描くことに気を配りました。

 

人から聞いた印象というものは、とても恐ろしいもので

まるでそれが「自分が感じたもの」だと錯覚さえしてしまいます。

それには、ナツミさんもアキオさんも大きく惑わされることとなりました。

 

正義感が、「いじめ」に繋がることも少なくありません。

その正義は、誰にとっても正しいこととは限らない。

一方の意見だけで全てを判断することは難しいのだなと考えさせられました。

 

例えばひとつのイメージだけで、よく知らない人、有名人や芸能人のことを嫌いになる。という場合も多くあります。

その人のことを何も知らないのに。

もしかしたら直接会ってお話することができれば、その人のことを大好きにだってなり得ると思うのです。

 

連載当初、特定の登場人物に寄せられた感想やコメントは

最終話に近づくに連れ180度変わったように思います。

 

ぜひ、このお話を1話から遡って見て頂けたら嬉しいです!

 

最後まで読んでくださりありがとうございました!

約一年半にも及んだ連載でしたが、本日でようやく最終話を迎えました。

本編では語りきれなかったことが多くありますが、それらはまた別の機会で発表させていただけたらなと思っております。

 

⚫︎サキコちゃんとりぃちゃんの幼稚園時代の確執について

⚫︎りぃちゃん視点のお話

⚫︎サキコちゃんのその後

⚫︎ふうちゃんとライムちゃんのその後

 

…などなど、他にも描ききれなかったことがたくさんありますので

きっといつかなんらかの形でお届けできればなと思います!

追記:重大なお知らせ

こちらの連載ですが、なんと

KADOKAWA様にて書籍化していただけることとなりました!

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この夢のようなお話を頂くことができたのは

コメントやリポスト・シェアしてくださった方々

日々読んでくださり、応援してくださった皆様のおかげです!

本当にありがとうございます!

本編では描ききれなかったりぃちゃんとサキコちゃんの幼稚園時代の確執や

「2年生の時のお楽しみ会」で何があったのか。

りぃちゃん視点で描いた「りぃの記憶」も描き下ろし収録しています!

 

こちらのお話を読めるのは書籍だけとなっておりますので

ぜひぜひ手に取って読んでいただければ嬉しいです!

Amazonでの単行本ご予約はこちらから!

 

 

 

それでは、あとがきです。

またいつか、ふとしたときに「ハルコちゃんとりぃちゃん」のことを思い出してくれると嬉しいです!

最後まで応援してくださった皆様、通りすがりで見てくださった皆様

コメントやDMをくださった皆様、本当にありがとうございました!!

 

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先読み分のネタバレを含む内容はお控えくださいませ。ご協力よろしくお願い致します。

 

【監修:白目みさえさん】

心療内科の受診の流れなどの参考情報を監修頂きました。

ありがとうございます!

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※こちらのお話は、友人の実体験を元に身バレ防止の観点からフィクションを織り交ぜて描いております。

ナツミさん一家は現在とても幸せに暮らしています。

そこに辿り着くために選んだ選択や行動に関しての誹謗中傷などはどうかお控えください。

 

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