家族全員でいじめと戦うということ 第153話
- 2023.10.04
- 03 実話体験
- 05 家族全員でいじめと戦うということ
ハルコちゃんの決心の理由
「自分の気持ちを話したところで意味がない」
そう言い切るりぃちゃんに、ナツミさんはハルコちゃんの気持ちを伝えました。
するとりぃちゃんは…
本編
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信用できない
「りぃちゃんがそんなに悪い子だとは思えない」
そう感じ、なんとか本心を聞き出そうとするナツミさんに対し
「大人はいつも綺麗な言葉ばかり並べてこどもを変えようとするけれど
自分のことは上手に棚に上げている」と反発したりぃちゃん。
本心など言っても意味がない。
大人は何もしてくれない。
だって今までも、そうだったから。
「ハルコちゃんが本心を言えなかった理由もそう。
自分たちと同じように、大人を信用していなかったからだ。」
そう突っぱねたのです。
つづきます。
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【監修:白目みさえさん】
心療内科の受診の流れなどの参考情報を監修頂きました。
ありがとうございます!
※こちらのお話は、友人の実体験を元に身バレ防止の観点からフィクションを織り交ぜて描いております。
ナツミさん一家は現在とても幸せに暮らしています。
そこに辿り着くために選んだ選択や行動に関しての誹謗中傷などはどうかお控えください。
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凄い深いし、考えさせられるな。
そういえば子供時代、先生の事信用なんて全くしてなかったな。りぃちゃんも悩んだのかな?
この歳でそんなふうに思ってしまうの可哀想すぎる。りぃちゃんのケアも必要だよねこれ、、、
あ、あ…。
つまり、まやちゃんの家でわざと
まやちゃんママの前でプレゼントを捨てて
親が告発してくれるのを待ってたの?
中学生になったら先生なんて…って全然信用してなかったけど、小学生はまだ頼れる存在として先生を思っていたなと…。
サキコちゃんのお母さんの行動だったり、告発することでなんとか先生たちに大事な友達を救ってほしかったのかな…と思いました。
それでも動かない先生を見ると大人に対する信頼は崩れてしまうよなぁ…
ごめんなさい。
ブログ主さんに申し訳ない言い方になります。
ホントそうなんです。
子供は親の心身的な行動を見て判断するしかないんです。
ごめんなさい。
それしか言えません。
確かに、サキコ母は「全部、ハルちゃんのせいなのよ」って、りぃちゃんの言う通り、上手に棚にあげて、ハルちゃんのせいにしてた。
お楽しみ会の時、子供の前で、「皆に嫌われてるから、いじめられるから、しょうがない。仲の良い人とは関わらない方がいい」って笑いながら言った、りぃ母も、棚に上げながら、娘の頬を叩いた。
・どんな時も、自分の身とプライドを守るために、見て見ぬフリをする。
・「大人はいつも綺麗な言葉ばかり並べてこどもを変えようとするけれど、自分のことは上手に棚に上げている」
その言葉に私も、そんな人間にならないように気をつけようと、心に決めました。
いつか、さやけんさんの、いじめの話が書籍化して、学校の教材資料になって、少しでも、世間のいじめが減る事を願ってます。