歯医者で傷ついた心、歯医者で救われる
歯科検診で引っかかりまして
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傷つき癒された
学校の再検査で訪れた歯科医院が特別悪かった。というわけではありません。
その先生をとても優しい方だと言う方も何人もいらっしゃいます。
ここまで「手遅れ」と言われたのには きっと様々な理由があるのだと思います。
平均よりも小柄で成長速度が遅いこともあり
こどもたちの歯並びについては永久歯が生え始めた頃から不安を感じていました。
かかりつけ医に何度か矯正を希望すれども
「今は必要ないですよ」「おいおい考えましょう」と返されてしまい
「そうか、必要ないのか…」と納得しようにもしきれない。
そんな不安定な状態であったこともあり、余計に傷ついたのだと思います。
あの時、必要ないと言われても「それでも」と押し通したら手遅れにはならなかったのか。
仕事の都合で卒乳を早めに済ませてしまったことが原因なのか。
日頃の食生活が悪いのか。それとも…
親である自身の非を探し出すと止まらず
定期検診の日程はまだ先であったものの すぐにかかりつけ医に連絡し予約を取りました。
いつになく落ち込んだ私を見て 真剣に話を聞いてくれた優しい歯科医の先生。
矯正が必要ならお願いしたい。今からでも間に合うだろうか。
そんな思い詰めた私の言葉を うん。うん。と頷いて静かに受け入れながら
「これは私個人の意見だし その歯科医を否定する気はないのだけれど」
と、歯列矯正についての考え方を優しく教えてくださいました。
そして最後に
「この子達の綺麗な歯を見たら どれだけ大切にされてきたのか一目瞭然なのにね」
という言葉をかけられ たまらず涙が出そうになる私。
不安な気持ちはまだまだ拭え無いけれど
かかりつけ医の言葉を信じて、大切なこどもたちの歯を守りながら見守ろうと
心に決めたのでした。
痛みや煩わしさが伴う歯列矯正を
自分自身の意思で頑張れる年齢になったら
またおいおい 考えていけたらなと思います。
こちらのお話もぜひ!
家族全員でいじめと戦うということ。
書籍だけの書き下ろし「りぃの記憶」収録
誰かにとって悪人でも。
縦読み用に再編集。内容はブログと同じです。
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