家族全員でいじめと戦うということ 第108話
- 2023.07.22
- 02 実話体験
- 05 家族全員でいじめと戦うということ
遊ばないほうがいい
引っ越してきてはじめてできた友達「サキコちゃん」
学校生活の中で仲良くなった「りぃちゃん」
どちらとも仲良く遊びたいと願っていたハルコちゃんでしたが
サキコちゃんから突然、「りぃちゃんと仲良くしないほうがいい」と忠告されました。
理由は「サキコちゃんがりぃちゃんのことがで嫌いだから」
嫌いという言葉に不安と恐怖を覚えたハルコちゃんでしたが、それ以上に…
本編
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仲良くするのは悪いこと?
大好きなりぃちゃん。
これからもずっと仲良くしたいと思っている大切な友達。
だけど、仲良くすることで皆から冷たい視線を感じたり
友達から「遊んじゃダメ」だと言われたり…
ハルコちゃんは、どうしたらいいかわからなくなり
段々とその空気に押しつぶされていったのですが…
つづきます。
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【監修:白目みさえさん】
心療内科の受診の流れなどの参考情報を監修頂きました。
ありがとうございます!
※こちらのお話は、友人の実体験を元に身バレ防止の観点からフィクションを織り交ぜて描いております。
ナツミさん一家は現在とても幸せに暮らしています。
そこに辿り着くために選んだ選択や行動に関しての誹謗中傷などはどうかお控えください。
家族全員でいじめと戦うということ。
書籍化に伴い大幅描き直し修正
書き下ろし「りぃの記憶」収録
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誰かにとって悪人でも。
縦読み用に再編集。内容はブログと同じです。
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大人になってもババァでもサキコちゃんみたいな事を言う人はいる。『○○さんは、そうなんですね。』あまりにしつこかったら一回だけ言う。その時の顔つきを横からでよいから観察してみて、何かに憑かれた人みたいな顔してるよ。『○○さんは』で区切りが出来る。たいていは、そこで終る。たまに言い返すのもいます、それは更にクセモノだということになる、付かず離れず距離を保つべしだと私は考えます。
コメントありがとうございます。
確かに、大人になっても集団生活において必ず1人はいるなぁと私も感じます。
この時のハルコちゃんはまだ幼かったこと、元々の性格もそうですし
それまで過ごしてきた環境も優しいものであったぶん悪意に対しての免疫がなく
かなり苦しい想いをしたのではないかと思います。
不運としか言いようがなく、小学校低学年の引っ越してきたばかりの子が
どう対処したらよかったか…と考えてもなかなかこれだ!という正解が見出せません…
これ、分かります。
自己肯定感が低いとなんでこの子は私なんかと遊んでるんだ?とか、話しかけてくるんだろ?とか思うんです。
でも本当に関わりたく無かったらそもそも遊びに誘うって事をしないんです。
だからりぃちゃんは下心無しにはるちゃんと遊びたかったのは事実だと思います。
嫌だったら話しかけすらしないんです。
でも難しいですよね。ましてや1年生だったら経験も少ないですし……周りの子にりぃちゃんという可愛い一軍女子とよそ者ぽっと出が仲良くなった腰巾着みたいに見られちゃったのかな?
にもさん コメントありがとうございます。
まだ低学年ですから、サキコちゃん自身もうまく立ち回れなかっただけで自分の気持ちに正直に行動しようとしただけなのかもしれません。
話を聞く限りではりぃちゃんは単純にハルコちゃんとフィーリングが合ったのだろうと思いますし
ハルコちゃん自身も、ただただ明るくて一緒にいて楽しいりぃちゃんが好きで一緒に遊びたかっただけなのだろうし
周りの子にしても、急に大好きな友達が自分たち以外の子とばかり遊ぶようになってつまらなかっただけなのかもしれないし
こういった状況をうまくまとめるのはなかなか難しいですよね…