誰かにとって悪人でも 第281話

優しい心

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「親に捨てられた日から、時間が止まっている。」

その言葉に戸惑う希でしたが、いつものように笑顔を作ってあしらうような態度を取ろうとします。

 

ところがそんな希の態度も、その後続く言葉も全てお見通しの紬は

「大人気ない態度をとってしまったのは私の落ち度だけれど

あなたが優しい人だということは知っていた」と話し…

本編

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見誤った

希自身も気づかない心のうちを

紬は出会う前から見抜いていた。

 

それを知った希は

「じゃああの時、メグムちゃんじゃなく紬ちゃんを選んでさえいれば

自分も周りも幸せになれたのでは」

「全て見誤った自分のせいだ」

そう感じてしまいます。

 

ところが…

 

つづきます。

 

※こちらのお話は実在の人物、及び実話をモデルに描いておりますが、

かなりフェイクを加えておりますので創作エッセイとしてお読みいただければと思います。

 

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