誰かにとって悪人でも 第280話
- 2024.11.26
- 05 創作エッセイ
- 06 誰かにとって悪人でも
小さい子どものままだ
「どうしてここにいるってわかったの?」
そんな希の問いに、紬は
「ここはかつてあなたを拾ったホームレスと過ごした場所だったから」
「捨てられたあの日から、この場所から離れられないでいる希は
まるで小さな子どものようだ。」と答え…
本編
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優しい心
「親に捨てられた日から、時間が止まっている。」
その言葉に戸惑う希でしたが、いつものように笑顔を作ってあしらうような態度を取ろうとします。
ところがそんな希の態度も、その後続く言葉も全てお見通しの紬は
「大人気ない態度をとってしまったのは私の落ち度だけれど
あなたが優しい人だということは知っていた」と話し…
つづきます。
※こちらのお話は実在の人物、及び実話をモデルに描いておりますが、
かなりフェイクを加えておりますので創作エッセイとしてお読みいただければと思います。
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