誰かにとって悪人でも　第241話

不思議な気持ち

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糸ばあに詰め寄るも、「メグムとノゾム」の居場所を知ることができなかった希

雨宿りしながら頭を傾げ

「どうしたら見つかるだろう」と考えます。

不思議な感覚。今までこんな気持ちになったことはない。

自然と顔が笑顔になる。

希は、「ノゾム」の存在に心を奪われます。

本編

会えるその日まで

どこを歩こうとも居場所のわからない「ノゾム」…

希にとって、探す宛ては糸ばあの家しかありませんでした。

何度も何度も足を運ぶも「知らない」と言い続ける糸ばあ。

それでもかまわない。

こうして、ずっと通ってさえいればいつかきっと会えるはずだ。

そう思ったのです。

つづきます。

※こちらのお話は実在の人物、及び実話をモデルに描いておりますが、

かなりフェイクを加えておりますので創作エッセイとしてお読みいただければと思います。

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