誰かにとって悪人でも 第218話

哀れな人

前回の話はこちら

はじめから読む

どんな言葉を浴びせられても

「何も感じない」という希。

 

望くんは、その普通ではない様子に

「誰とも出会わなかった自分」を重ねます。

 

けれども希も自分と同じ。

色々な人と出会い、幾度となく人の温かさに触れる機会はあったはず。

それを受け取ることができなかった哀れな人だ。

 

そう感じたのです。

本編

広告

価値のない人

いつだったか 髪を切ってくれたあの日。

誰を例えてか

「人を簡単に傷つける人は 本当は弱い人なんだ」

と教えてくれた糸ばあ。

 

あの時の言葉は、当時の母にも

また希にも言えることだ。と望くんは思い出します。

 

「懸命に生きる人を馬鹿にする人間は

価値のない人間だ」

 

何も考えていないような無関心な表情を崩さない希でしたが

この言葉を聞き一瞬顔色を変え…

 

つづきます。

 

※こちらのお話は実在の人物、及び実話をモデルに描いておりますが、

かなりフェイクを加えておりますので創作エッセイとしてお読みいただければと思います。

 

次の話はこちら

はじめから読む

 

46
連載漫画




iOS
Android


同じカテゴリの記事




関連する連載記事はこちら

アプリなら通知ですぐ読める!

NAPBIZブログ

NAPBIZブログ



       
This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.