行きつけのお店の店長がストーカー?だった話 最終話

狙われていたのは娘だった

前回の話はこちら

はじめから読む

「母親と共に公園に遊びに来ていた3歳女児の誘拐容疑で逮捕」

 

その文章に、いちこさんは今までの店長の行動を思い出しながら

「狙われていたのは娘だった」と確信し、全身が震えその場に崩れ落ちます。

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辛い経験を乗り越えたとは言い難いけれど

あの事件の後、店長に知られている住所に住み続けることができず

夫と相談し引越しすることを決断したいちこさん。

 

それから3年が経過した今も、「狙われたことがある」という経験から

ついつい娘のにこちゃんに過保護になりすぎてしまう毎日を過ごしていました。

 

厳しい母に対して反抗するようになってきたにこちゃんでしたが

「ママはにこちゃんを守りたいだけなんだよ」

と優しく話す父のおかげで、母の言葉の意味も少しずつ理解できるようになってきました。

 

まだまだ乗り越えたとは言い難い。

けれど、家族で協力して前へと進んでいこう。

そう心に誓ったのでした。

 

安易に個人情報を渡さない

…とはいえど、よく行くショップや付き合いのあるグループなどでは

連絡先の交換や登録を警戒する人は少ないのではないでしょうか。

 

今回のお話は、ショップの公式LINE登録がきっかけでストーカー被害に遭うという

不幸としか言いようがない実話を元に描いていきました。

 

住所や電話番号など、必須項目でなければ安易に書き込まない。

SNS等のアカウントには実写の写真や本名は使わない…など

自分自身だけでなく、家族を守るためにもそれぞれの対策が必要なのだと強く感じました。

 

とはいえ、警戒し過ぎていては過保護になりすぎてしまうし

子育てに影響が出てしまうこともあるかもしれません。

 

一方的に厳しくするのではなく

ある程度成長したら、子どもと共に話し合い理解し合うことが大切だなと

私自信、親としてそういった対応をしていけたらと思います。

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

 

※こちらのお話は実在の人物、及び実話をモデルに描いておりますが、

登場人物の名前、事件等の詳細は事実にフェイクを加え創作しております

 

はじめから読む

 

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