家族全員でいじめと戦うということ 第131話
- 2023.09.11
- 03 実話体験
- 05 家族全員でいじめと戦うということ
一つ解決しそうになると
保健室で偶然2人きりになったハルコちゃんとサキコちゃん。
絶交してしまったとはいえ、最近の教室でのハルコちゃんの様子が心配だったのか
サキコちゃんは「昼休憩は一緒に保健室でいよう」と誘ってくれました。
このまま仲直りができるのではないか。そんな希望を抱いたハルコちゃんでしたが…
本編
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突然のクラス会議
「クラスで嫌がらせなどを目撃したことはある?」
「そんな時、どうしたらいいと思う?」
そんな「クラスメイトへのいじめについて」のクラス会議が突然開かれることになり
ハルコちゃんは心穏やかではありませんでした。
「あいつが先生にチクったんだ」「むかつく」
といった悪口がひそひそと聞こえる中、今にもここから消え去りたいと思うほど居心地の悪い時間が続きました。
そして授業が終わった後、「次の授業のお手伝い」という名目で担任の先生に呼ばれたりぃちゃんとハルコちゃんの2人。
先生は職員室で2人を座らせたかと思うと、ハルコちゃんに対し
「最近学校で辛いことはあるか」と質問したのです。
つづきます。
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【監修:白目みさえさん】
心療内科の受診の流れなどの参考情報を監修頂きました。
ありがとうございます!
※こちらのお話は、友人の実体験を元に身バレ防止の観点からフィクションを織り交ぜて描いております。
ナツミさん一家は現在とても幸せに暮らしています。
そこに辿り着くために選んだ選択や行動に関しての誹謗中傷などはどうかお控えください。
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頼むぞ先生、、、って思いたいところだけどこの後の展開知ってるからこれから間近で辛い過去を見るのが辛い、けど気になるし見ちゃう、、、
それぐらい引き込まれてしまう、、、
おさかなさん。さん コメントありがとうございます。
この後の展開は、すでにまやちゃんの回想で語られていますが…
あの時点では主犯格はりぃちゃん。という見方で語られていました。
同じ教室の中ですらそれだけ印象が違うのですから、本当に人というのは難しいですね…
いつも読んでくださり、ありがとうございます!
まやちゃんの記憶では、いじめられてないって事だったみたいだけど。
何が真実なの?どうして誤解が生まれるの?
そんな疑問を持ちながらはるこちゃんからの真実をまちたいです。
でもはるちゃんは、りぃちゃんじゃないって
はっきり言いきってるから、全く無罪って訳ではなくとも
りぃちゃんとは和解できるような気はするんだよな…。
さやけんさん、後遺症は大丈夫ですか?
こう順を追って見ていくと、5年の担任の山野森先生の言っていたことも事実ではあったんだね。
少なくとも低学年の頃にハルコちゃんを助けようと先生に訴えたり、イジメを止めようと動いたのは確かだったんだろうね。
それがどうしてクリスマス会みたいな悲しい出来事や、りぃちゃんのママの悪口を言ったから謝れとか冤罪?被せられたり、歩けなくなる程の事態になったのだろうと不思議です。
ハルコちゃんがりぃちゃんを恨んでいない、寧ろお母さんのナツミさんに知られないように、ひた隠しにしていたことを考えると二人なりの事情があったのでしょうね。
りぃちゃんぐらいのクラスのインフルエンサーでも、やっぱり女子の集団を纏めるのは難しいんてしょうね。りぃちゃんが擁護してくれたらとも思いましたが、まだまだ子供だからうまく行かないですよね。りぃちゃんも可哀想だな…。
読むのは辛いですが何があったのか、そしてナツミさん達がどう立ち向かって行ったのか知りたいと思います。
葵さん コメントありがとうございます。
まやちゃんの感覚としては、
一年生の時点で周りの女子児童からの陰口がはじまっていた
→一年生からいじめがはじまっていた。
という感覚だったのかもしれませんが…
実際ここからいじめが始まった。というのは、本人はわかりにくい部分なのかもしれません。
女子ってグループで行動することが多いですから
グループ内の数人がいじめに関わっていたのなら、当然そのリーダー格である女子児童が主犯であると考えるのも自然なことなのかもしれませんし
被害者本人であるハルコちゃんには見えなかった部分が、他の児童からは見えていたということもあるかもしれません。
この辺りは想像でしかないので、わかりませんが…
今後の展開、うまく伝えられるよう頑張って描きます!
後遺症、ずいぶんよくなりました!ありがとうございます!!
ミロさん コメントありがとうございます。
そうですね。あの時点での山野森先生の最悪の印象、対応の悪さから
たとえ真実を言っていたとしても信じられなかったのは、ナツミさんアキオさんの立場からしたらしょうがないことだとも思います。
例え嫌いな相手でも、間違ったことばかりする相手だとしても
オオカミ少年のように真実を言っている可能性も多くありますので、とても考えさせられる部分でした。
逆で考えると、訴えたいことを伝えるため・信用してもらうためには日頃の行動や言動に気をつけないといけませんね…!
りぃちゃん自身がどのような人物であったのか、これは想像と印象で語るくらいしかできませんが
なんでも命令して女王様気取りといった感じではないようなので
何かを指して導くタイプというよりも、外見や雰囲気で人気のあるタイプなのかなとも感じます。
前者なら、もしかしたらクラスメイトを束ねることもできたかもしれませんが
低学年の幼い子どもが…かなり難しいですよね。
さまざまな視点からの真実を知り
ナツミさんたちがどのように考えどのように行動したのか
今後丁寧に描いて行けたらと思います。
いつも読んでくださり、ありがとうございます!