御漏らし道 第二話

誰にも気づかれたくないよね?

前回のエピソードはこちら

 

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これぞまさに「濡れ衣を着せる」

小学3年生のA三郎くん(仮名)はある日、

トイレに間に合わずに漏らしてしまいました。

 

ところが偶然、教室には誰もおらず

「どこかに隠してしまえばわからない」と考えたA三郎くんは

親にも友達にもバレたくない一心で、掃除道具などを片付けているロッカーの後ろにこっそり汚れたパンツを隠すことにしました。

 

幸い誰にも見つかることはなく、そのまま数ヶ月が経過。

学期末の大掃除の日までA三郎君本人もすっかり隠したパンツのことなど忘れていたのですが

 

掃除中に発見されてしまったパンツ。

しかも大きく、自分の苗字がしっかりと書かれていて言い逃れはできない…

 

とっさに思い付いたのが1つ上の兄に罪をなすりつけることでした。

ずっと前に隠したパンツだったので、当然その日はしっかりと履いていたためそれを友達に見せて信用を勝ち取り、

 

その日から同級生にとって自分の兄は「弟の教室に漏らしたパンツを隠した男」として知れ渡ることとなったのです。

 

罪な男ですね…気持ちはわかるぞ…

 

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