家庭教師に行ったら結婚！？させられそうになった話　第十三話

家庭教師に行ったら結婚！？させられそうになった話

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※個人特定を避けるため、人物名、背景などは実際のものとは異なります。

一部、事実を元にしたフィクションがございます。

思わず電話を切ってしまった後、

ふと視線を感じ窓から外を覗くとそこには

じっとこちらを見上げる人影が…

そしてその翌日のこと…

これはもう、流石に限界！！

そう思い、畑田さんになんとかしてもらおうと飛び込んだのですが

そこに居たのは煙川さん…！

私のあまりの形相に理由を聞かれ一部始終を話してみると、

みるみる顔色を変え、すぐに携帯を取り出し畑田さんに連絡をとりはじめました。

電話が繋がるなり「すぐ戻るように」と伝え

何事か。と急いで戻ってきた畑田さんに

「そもそもうちの会社は副業禁止だったよね？」

「スタッフに副業を斡旋するのは大問題」

「更には管理すらできておらず、

スタッフを危険に晒した」

と叱る煙川さん。

そして私に対しても、

何も考えず軽い気持ちで副業の仕事を引き受けたこと、

一歩間違えたら無事ではすまなかったかもしれない。と

厳しい口調で注意しました。

畑田さんはその足で例の喫茶店へ向かい、

今後私の携帯に電話をしないよう話に行ってくれました。

そしてそのおかげもあり

その日から携帯電話にあの電話が鳴り響くことはなくなったのです…

次回、最終回です！

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