家庭教師に行ったら結婚!?させられそうになった話 第十二話
- 2021.08.17
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家庭教師に行ったら結婚!?させられそうになった話
※個人特定を避けるため、人物名、背景などは実際のものとは異なります。
一部、事実を元にしたフィクションがございます。
何がなんだかわからぬまま標的にされ、
されるがままの日々に苛立ち
いつものようにかかってきた非通知着信の電話に出て
文句の一つでも言ってやろうかと声を荒げました。
ところが返ってきた言葉は
耳を疑うものだったのです…
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誰かいる…!!!
急に「お見合いの日取りはいつにしましょうか」などと聞かれ
思わず、何も言わずに電話を切ってしまいました。
その足でリビングに駆け下り、
「この間自宅に電話がかかってきた時、
他になにか言っていなかったか」としつこく問いただしたのですが
本当に何も聞いていない様子の母。
じゃあどうしてあんなことを…?
訳もわからず、
ただただ何度も頭の中で「なんで」を繰り返すばかり。
脈略のない言葉は恐怖以外の何者でもありませんでした。
自宅の電話も知られている。
きっと家の住所も知られている。
そしてまた鳴り響く非通知着信…
嫌な予感がしたのか
何か視線を感じたのか。
ふと、2階の窓から外を見下ろしてみると
そこには誰かが、
こちらをじーっとみているような人影があったのです…
つづきます。
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