家庭教師に行ったら結婚！？させられそうになった話　第十一話

家庭教師に行ったら結婚！？させられそうになった話

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※個人特定を避けるため、人物名、背景などは実際の元とは変えております。

畑田さんの口から語られていく真実…

私はもともとパソコン講師として派遣する予定ではなかったらしいこと。

「あの家」はもともとパソコン教室などには興味が無かったのだということ。

けれど

「私に教えてもらえるのなら」と急に依頼してきたのだ。ということが

わかったのです…

今、なんて……？

畑田さんから聞かされた話からは

「どうやって自宅の番号を調べたのか」はわからなかったものの

「準備があるから、それが整ったらお願いする」

と話していたらしいことがわかりました。

パソコンを購入…したわけではなさそう。

篭郎の持っていたパソコンは、とても新しいものには見えなかった。

部屋をきれいにしていたわけでも（寧ろこの上なく汚れていたし）

喫茶店経営が忙しいようにはとても、いえ

営業しているようにはとても見えませんでした。

その準備って何？

もしかして私のことを調べていたの！？

頭の中は恐怖と不安と

そして徐々に怒りのような感情が湧いてきました。

なんで！

なんでこんな目に遭わなきゃいけないの！？

一言文句も言わないと気が済まない！

そして、もう2度と電話してくるなって言ってやる！！！

そう思って電話に出たはずなのに。

返ってきた言葉は、耳を疑うものだったのです。

お見合いって…

お見合いって、何の話をしているの…？

つづきます。

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