家庭教師に行ったら結婚!?させられそうになった話 第五話

家庭教師に行ったら結婚!?させられそうになった話

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※全て実話ですが、人物名、背景などは実際の元とは変えております。

 

2回目の家庭教師の日。

 

仮病を使って休もうかと考えていたところに

あの家から着信が入りました。

 

「今日は絶対来てくれるわよね?」

と釘を刺されてしまい断れず

 

夜19時、重い足取りで向かったのですが…

 

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急に怒鳴り声を上げられ、全身が凍りついた。

 

前回来た際は開くことがなかった「篭郎(こもろう)」の部屋のドア。

 

今回ははじめから開いており、

 

前回よりも悪臭が強く感じたのはそのせいだったように思います。

放置された生ゴミの匂い。

 

鼻が曲がりそうな状況で、

顔を手で覆わないようにするだけで精一杯…

 

母親から声をかけられても少しもこちらを向こうとせず

ずっとパソコンに向かい続ける篭郎の姿に

 

「もともと使い慣れているのなら

パソコンの家庭教師なんて必要ないのでは?」

 

と当然の疑問が湧きました。

 

なんとかして帰りたい。

そんな気持ちに囚われていた私は、その言葉をそのまま彼女に伝えました。

 

すると、その言葉を聞いた瞬間態度が一変。

体を震わせながら大声で

 

「絶対に貴女に教えてもらわなきゃ困る!!」

と怒鳴ったのです。

 

つづきます。

 

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