家庭教師に行ったら結婚!?させられそうになった話 第五話
- 2021.07.29
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家庭教師に行ったら結婚!?させられそうになった話
※全て実話ですが、人物名、背景などは実際の元とは変えております。
2回目の家庭教師の日。
仮病を使って休もうかと考えていたところに
あの家から着信が入りました。
「今日は絶対来てくれるわよね?」
と釘を刺されてしまい断れず
夜19時、重い足取りで向かったのですが…
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急に怒鳴り声を上げられ、全身が凍りついた。
前回来た際は開くことがなかった「篭郎(こもろう)」の部屋のドア。
今回ははじめから開いており、
前回よりも悪臭が強く感じたのはそのせいだったように思います。
放置された生ゴミの匂い。
鼻が曲がりそうな状況で、
顔を手で覆わないようにするだけで精一杯…
母親から声をかけられても少しもこちらを向こうとせず
ずっとパソコンに向かい続ける篭郎の姿に
「もともと使い慣れているのなら
パソコンの家庭教師なんて必要ないのでは?」
と当然の疑問が湧きました。
なんとかして帰りたい。
そんな気持ちに囚われていた私は、その言葉をそのまま彼女に伝えました。
すると、その言葉を聞いた瞬間態度が一変。
体を震わせながら大声で
「絶対に貴女に教えてもらわなきゃ困る!!」
と怒鳴ったのです。
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