仮住まいへの引越し編 第七話

時間がない!

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ゲーマー人生最大の事件の傍ら、

ほとんど何の指示ももらえない中きっちり作業してくださった引越し屋スタッフさんたち!

 

しかし勿論、ろくに説明も指定ない為

運んできた荷物たちはとにかく降ろした順番に

奥へ、奥へと積まれていました(そりゃそうなるわっ)

しかも一軒家の荷物を全て2LDKに運ぶのです。
それはそれはぎゅうぎゅうに…

 

とりあえず帰宅予定時間を過ぎてしまった父と母が、

「…とにかく重いものを優先的に納戸に設定してある一室に運ぶだけ運んでから帰るよ」

と言ってくれたのでお言葉に甘え、

 

2人が帰宅した後、今日すぐに使う日用品や下着やパジャマ、

(箱に「すぐ使うBOX」という名前を書いときました)、

明日の保育園の準備に必要なもの(箱に「保育園用品」と書かれてある)

などなど、大量にある「リフォーム完了まで開けない箱」の中からなんとか探し出し、

 

とにかく今日の夜と明日の朝を無事に迎える準備をするのでした…

 

保育園のお迎えタイムリミット、あと2時間…

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オユぅぅうぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!

 

「引越し当日にまずしなくてはならないこと」という書類を不動産屋さんからちゃんと貰っていましたのに、

 

トラブルが続いたり体力が限界に来ていたりで

すっかり…すっかりガス会社に連絡するのを忘れていたのでした。

 

 

我が家は今までオール電化でしたので

「ガス」というものに慣れておらず、

なんとなく、部屋の電気がついたらお湯もでる。という妙な思い込みがありました。

 

 

服を脱ぎ、すっぽんぽんになり、

蛇口をひねったとき、

 

あれェ…?

なんも出てこんぞ…?

おーい!けむー(夫)?

蛇口ひねっても何も出ないんだけどー?

 

と、ここでもさっぱり気がつかない私。

 

「うわああああああ!!!忘れてたああああ!!」

直後夫の悲鳴が響き渡りました。

 

新しい(仮住まいだけど)我が家でのお風呂を楽しみにしていたむすこは大泣きし、

むすめは冷たい水しか出ない蛇口をきゃっきゃと楽しむ図太い精神力を発揮。

 

私たち夫婦は、それはそれは丸一日半端ないほどの汗をかいておりましたので、

シャワーを浴びないなどという選択肢は全くなく、

意を決して冷たいシャワーを頭からあびるのでした。

 

真夏とは言えども真水でシャンプーは結構きつい…!!

 

 

翌日、ちゃんとガス会社に来てもらって無事にお湯を使えるようになりましたとさ…

次回で最終回。

 

つづく!!


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