出産レポ〜初めてのお産編 第三話

出産レポ〜初めてのお産編

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さて、陣痛はきたものの、子宮口が開いていなかった為に

「ラミナリア」の処置をされることに。

 

痛い人と痛くない人がいるらしいこのラミナリア、

わたしの場合はおそらく最上級に痛かったのだろうと思います。

 

それから、無限にも思える苦痛の時間がはじまったのです…

(※今回の漫画には、痛みの表現が多く使われています。

苦手な方、不安になる方は閲覧をお控えください。)

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痛いってもんじゃあなく、なんというか重い。

重力に引っ張られるような重厚な苦しみが続きました。

 

しかし

とにかく痛くても痛がらないぞ!

平気なふりするぞー!!!

という、他人からすれば訳の分からない強いこだわりから

助産師さんや先生には一切弱音を吐かずに乗り切りました。

 

(夫にはちょっとだけ、「ぐるじい…」とぼやきました)

 

 

ところが口にせずともかなり顔に出ていたそうで、

全部終わってからこんなひどいことを言われました。

 

「実は…痛みに耐えてるさやけん、

20歳くらい老けて見えた。

こいつ、こんな顔してたかなぁと思ったわ 笑」

 

老けてたって……!

めちゃくちゃ頑張ってたのに!きぃ!

 

 

3時間ほど重苦しい痛みに耐え、

ようやくラミナリアからおさらばできると内心小躍りしていたのですが、

 

わたし馬鹿だから…!

除去の痛みを想定していなかった…!

 

 

例えば問題なく開いていたなら、痛くはなかったのかもしれません。

しかし私の場合こじ開けた分しか開いておらず、

これがまた「激痛」と一言では言い表せないほどのものに。

 

生々しいので描くのはやめておきましたが、処置後の現場は血みどろ。

そんな痛みに耐える私を横目に描いた夫の絵がこちら。

ずっとこのうちわで、私を仰いでいてくれた夫。笑

 

すっかり想い出のうちわになったので、

宝物入れに大切に保管してあります。

 

 

出産後に描いてくれた裏面もあるので、

最終回に投稿します。

 

まだまだ続きます…

 

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